アミバ「なんだ…」
ハブ「旅の男がトキ様にお会いしたいと来ております」
アミバ「何の用で…かな?」
ハブ「医師を志す者として是非ともトキ様の教えを乞いたいと。如何致しましょう?」
アミバ「ほぉ。この世紀末にそんなバカな…いや奇特な者が居ったとはな。よかろう通せ」
ハブ「ハッ!おい、連れて来い」
男「お前がアミバか」ズイッ
アミバ「そうだ…。で、何の………何を言ってるのかな君は」ヒクヒクッ
ハブ「おいお前!トキ様の眼前で無礼であろう!このお方はアミバなどという者ではない!」
男「この男がトキに成り済ました偽者だという事は解っている。そしてトキを恨んでいると見せ掛けて、本当はトキに憧れている事もな」